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Channel: 桑の木窯・赤城山のうっさん陶芸工房
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絵の具で彩色の黄檗(キハダ)釉の茶碗

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和風の黄色の色が出来て嬉しい・
陶磁器用の黄色の絵の具を一般的な透明釉を施釉すると
鮮やかだけど派手な黄色になってしまう・
最近・車でもそんな色が走っている・
和風の黄色にしてくれ・・・と・・つい思ってしまう・
赤松灰を使う釉薬を使うと派手さが消えた
落ち着きが感じられる色になってくれる
勿論・黄瀬戸がお手本なのは誰が見ても判る
黄瀬戸が使える陶芸家は瀬戸や美濃の人達だけ
それ以外の地域の陶芸家が”黄瀬戸”という名を使ったって
所詮はものまね・・伝統がないんだから使わないほうがいい
黄瀬戸という名を使えば群馬でも売れるなんて思っていたら・・・
伝統の名前は伝統の地域の陶芸家が使えばいい
・・・そんな訳で”黄檗(キハダ)という名を使っている
黄檗という木の肌の色とはちょっと違うかもだが
落ち着いた肌の色なのでこの名を借りている
赤松灰はずっと昔から使っているが
まさか・絵の具と組み合わせて使うなんて
以前のうっさんには考えられないこと
茶碗の次はコーヒーカップかな


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