ニホンジンは基本的にコメ文化なのでよく米について言及されるが、それと対比されて考えられる食材が小麦である
ちょっとわかる人だとかなり小麦については否定的な人が多いが
そのあたりについて考察してみることにしよう
最近の小麦は品種改良が多く遺伝子組み換えについても疑問が多い
そして基本は欧米文化的なものであるということも重要で
今の日本の小麦流通はアメリカ資本による露骨な介入であることは
今更指摘するほどでもない
よくいわれるマクロビは玄米菜食を基本としているが
その関係か小麦については非常に避けるよう言及するようだ
私はそこまで考えてはいないが確かに今の小麦食品は
健康によくなさそうな食品が多いことは否定しない
小麦においてはグルテンが悪さをするという話が多いようだ
これは間違っていないと思われるが
このグルテンだけで話を終わらせようとするのも非常に安直と思う
小麦で考えるなら国産の小麦で
全粒粉のものを選ぶのが基本となるだろう
さらにいうと種がなにであるかが問題となる
この辺りは岡本さんあたりが詳しいのではなかろうか?
いま日本で輸入している小麦や日本の農林10号ベースのものは
そもそもロックフェラー財団で作られたものらしい
小麦は冷性食品であり基本的に体を冷やす傾向がある
しかし日本の女性は小麦食品が大好きだから始末に負えず
冷えをとりたいなどとほざきながら小麦食品ばかり食べているので
グーミン一直線だと思ってしまう
またパンなどに代表されるが小麦製品は全体的にGIが高い
砂糖が麻薬なら小麦も麻薬といえるし
白米なども麻薬といえるだろう
戦後世代が快楽をもたらす白米を欲しがったのは
単に金銭的な問題や中流階級思想の問題だけではない
ラーメンを日本人全体が望むのも
小麦の中毒性が関係しているのは当然のことである
ここまでラーメン屋が立ち並ぶ国もほかにないだろうが
日本というのはその意味では最も依存しやすく自分がない国である
ということが言えるのかもしれない
これはパスタも同様であり
どんな国のイタリア料理より日本がおいしいという人が多いのは
(たとえイタリアに行った人であっても)
決して偶然ではなかろう
この国は依存性物質が大好きであると同時に
それをいかにうまく食べさせるかということにかけて
一級品であるということだ
堕落の道を歩みながら生(健康)への執着を捨てるか
健康だけを考えてそのような食品を避けるようにするか
簡単なようで難しい問題だと思う
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